ペット緑茶発売
“殿公認”ペット緑茶発売へ 都城市の島津茶園 ドラマ「篤姫」人気追い風に 茶どころアピール
2008年11月29日 00:46 カテゴリー：九州・山口 。宮崎全国販売される「姫とのちゃ」。ペットボトルを持つのは都城島津家第２９代の島津久友・島津茶園常務“殿公認”の緑茶です‐。都城市の島津茶園（島津久厚社長＝都城島津家第２８代）が１２月上旬から、同園の茶葉を使ったペットボトル飲料「姫とのちゃ」を全国の自動販売機で発売する。ＮＨＫ大河ドラマ「篤姫」のヒットを追い風に、「お茶どころ都城」のアピールも狙っている。１０、２０代の若い女性が主なターゲットで、低温抽出による、あっさりとした味わいとほのかな甘みが特徴。ネーミングもかわいらしさを前面に出した。ラベルには都城島津家の「丸に十の字」をあしらい、都城茶の歴史も紹介している。製造は伊藤園（東京）の茶飲料も作っている長野県内の工場に委託。販売は自動販売機の企画などを手がける「ワンハート」（東京）とタイアップし、全国の約３００台の自動販売機で取り扱う。年内に１０万本の販売を見込み、来年は自販機を１０００台に増やし年間１００万本の売り上げを目指す。都城茶は都城島津家第２０代の島津久茂が医師池田貞記を京都・宇治に派遣し、栽培法や製茶技術を学ばせたことで発展したと伝えられている。島津茶園常務で、都城島津家第２９代の島津久友さん（５０）は「篤姫ブームにもあやかって、若者にも人気のあるペットボトル茶で都城茶と会社を浸透させたい」と話している。２７５ミリリットル入りで１３０円。＝2008/11/29付 西日本新聞朝刊＝
[引用元：西日本新聞]
